平良中１８期卒ふらっと寄り道！

　＜ NHKテレビ番組の「サイエンスZERO」を視聴して ＞

平成２８年１１月２７日に放送された「日本人のルーツから”核DNA解析”が解き明かす縄文人」は、私たち沖縄の人々のルーツにも関わる内容でもあるので、録画して視聴しました。

私たち沖縄出身者は、本土出身者の顔を見て直感的に「ヤマトゥカーギ」を認識できます。また、顔かたちのみならず、体型・肌・体毛や毛髪等の異なりもあるように感じます。
最近では、DNA解析等の科学的手法により沖縄人を含む日本人のルーツを更に明らかにできるようになってきたようです。

＜ゴリさん　縄文人系？＞　


＜さんま さん　弥生人系？＞



以下の内容は、その番組を元に記述したつもりですが、表現等で内容が多少異なっているかも知れませんので、ご了承下さい。。

(１)縄文時代とは、北海道～沖縄までをカバーする時代で、約１万６０００年前～３０００年前頃でその後は、弥生時代へと続く。
(２)世界で初めて、縄文人の奥歯の歯根から核ＤＮＡ（遺伝子）の採取に成功し解明することが出来た。
(３)縄文時代が終わり弥生時代なると中国大陸から「渡来系弥生人」が渡ってきた。
(４)現代日本人のルーツは、縄文人と弥生人の混血によるもので縄文人ＤＮＡ（遺伝子）が２割位、大陸系（弥生人）ＤＮＡが８割位が受け継がれている。
(５)縄文人のＤＮＡは、中国大陸や東南アジア等のどこでも見つかっていない。
(６)遺伝子研究によって縄文人の体質の特徴は。（）内は、弥生人の体質
①シミになりやすい肌を持つ
　　（シミになりにくい）
　②耳あかが、湿っている。宮古方言で、ンギャミン。
（耳あかが、乾いている。方言でカラミン）
③髪がくせ毛である
　 （髪が直毛である）
　④二重まぶたである
　　（一重まぶたである）
⑤口を動かさずにウインクが出来る
　（ウインクしようとすると、口が動く）
　
　因みに、私は①～⑤全てに当てはまり、縄文人の遺伝子割合が多い日本人だと言うことになります。　皆さんは、いかがですか？
　ヤマトゥの方が身近にいましたら、ウインクをお願いしてみて下さい。沖縄出身者より、口が動く人の割合が多いかと思います。

　弥生時代になり、弥生人（渡来人）が大陸から本州に入ってきて、縄文人と混血しながら勢力を拡大していった。北（北海道のアイヌ人）と南（琉球人）は弥生人との混血が本州ほど進まなかった為に、縄文人のＤＮＡの割合が本州人より多く残ったようです。





　別の資料によりますと、現代沖縄人のＤＮＡは中国大陸や台湾（元々の台湾住民）や東南アジア系の遺伝子とは離れていて、日本人の集団に入るとのことです。

以上は、自分なりに概略を述べたものですので単なる個人の感想としてとらえて下さい。